三学会合同学術集会 第7回日本睡眠検査学会学術集会 会長挨拶
第7回日本睡眠検査学会学術集会
会長 八木 朝子
このたび、2026年7月23日・24日に幕張メッセで開催される「第50回日本睡眠学会定期学術集会」「第25回日本睡眠歯科学会学術集会」との合同大会において、「第7回日本睡眠検査学会学術集会」の会長を務めさせていただくこととなりました。睡眠を冠する異なる三学会が同じ舞台で節目を迎えるこの機会に、皆さまとともに歩めることを大変光栄に存じます。
日本睡眠検査学会(JAST)は、2020年に法人化されてからまだ若い学会ですが、その前身である「日本PSG研究会」から数えて四半世紀以上にわたり、わが国における睡眠検査の普及と標準化を推進してまいりました。現在では700名近い会員を擁し、学術集会や各支部の活動、講習会・セミナーを通じて、臨床・教育・研究の現場に直結した情報発信と人材育成を積み重ねています。多様化する睡眠医療の現場において、正確で信頼性の高い検査を提供することは、患者の健康を守り、より良い治療へとつなげるために欠かせません。
政府の2025年骨太方針には「睡眠」が医療・経済両面から盛り込まれ、また厚生労働省も健康寿命延伸に向け「睡眠ガイド」を発表するなど、社会的に「睡眠」への関心はかつてなく高まっています。その中で、日本睡眠学会が果たす役割は一層大きくなっており、とりわけ多職種の連携による新たな医療モデルが求められています。近年は看護師や心理士の参加も広がりつつあり、今後は薬剤師を含め、さらに幅広い専門職が加わることで、睡眠医療の可能性は一層拡がるものと期待しています。
今回の合同大会は、基礎研究から臨床応用、歯科領域、検査技術までを一堂に俯瞰できる絶好の機会であり、異なる職種・専門領域が互いに学び合い、次世代へとつながる知見や実践のヒント、そして協働のきっかけが数多く生まれるものと確信しております。
そして第7回学術集会としては、臨床現場で直面する課題のセッションや若手育成のための教育的プログラムも企画いたします。また、睡眠検査の遠隔医療・在宅医療への導入、精度保証や標準化の推進といった重要課題についても、具体的な解決の道を探りたいと考えております。実践的でありながら学術性も高く、日常臨床に直結する知識や技術を持ち帰っていただける場を目指します。そして何より、多職種が垣根を越えて交流し、互いの専門性を尊重し合いながら新たな協力関係を築いていただけることを願っております。
幕張メッセという大舞台で、多くの皆さまと直接お会いできることを心より楽しみにしております。本学術集会が、睡眠医療の未来を切り拓く契機となるよう尽力してまいりますので、どうぞ奮ってご参加ください。
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(三学会合同大会・市民公開講座)
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