第4回 日本睡眠検査学会
学術集会(ハイブリッド方式)のご案内
第4回日本睡眠検査学会学術集会の大会長を務めさせていただきます山本勝徳です。
日本睡眠検査学会(旧日本PSG研究会)は2020年9月の設立以来、計3回の学術集会を開催してまいりましたが、何れの学術集会も新型コロナウィルス感染症拡大の影響でオンラインでの開催となりました。
オンライン開催は開催地への移動の必要も無く、時間に縛られることが無いため、多くの参加者に喜ばれております。しかし会場での直接の議論、参加者同士のコミュニケーションや情報交換の場が失われているのも事実です。
新型コロナウィルス感染症は5類に分類されましたが、今後も収束を見通せない状況が続いていくと思われますので、第4回学術集会はしっかりと感染対策を行い、現地開催とオンデマンド配信を併用したハイブリッド方式にて開催させていただきます。
第4回学術集会のテーマは、「睡眠検査の目的 ~ PSGから読み解く様々な疾患 ~ 」とさせていただきました。終夜睡眠ポリグラフィーをはじめとする睡眠検査は、主に睡眠関連呼吸障害の診断を目的として行われておりますが、診断目的以外の疾患が見つかることもあります。
睡眠検査に携わる医療者は、その所見を見落とさずに報告しなければなりません。また目的の疾患を診断するためには、鑑別診断を行う必要もありますので、様々な睡眠障害の基本的特徴や診断基準、客観的所見等を理解しておく必要があります。
多くの方に現地またはオンラインにてご参加いただき、睡眠に関わる疾患と睡眠検査の知識について理解を深めていただくことができるような学術集会にしたいと考えております。
2023年11月に、名古屋に皆様をお迎えすることができますことを心より祈念しております。
第4回学術集会大会長
山本 勝徳 (医療法人社団三遠メディメイツ 豊橋メイツ睡眠クリニック)
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